ある日、掃除の為に脱衣所に置いている洗濯機をどけようと動かしたら、壁に少し触れただけで壁に大きな穴が・・・・なんて状況はよく聞きます。
シロアリは、木材の中に住んでいますので基本的に居住スペースに出てくることがありません。
床上(居住空間)で被害に気が付いたら、床下に入って調査をしてみると、シロアリの被害が広範囲に及んでいることもよくあります。
まったく逆のパターンで羽アリが出たと思い調査をしてみると、シロアリではないケースもあります。
シロアリ駆除で言えることは、被害が出る前に防除を定期的にしっかり行う事です。
ようするに、シロアリの被害を出さない事!これが一番大切です。
シロアリ防除に使う薬剤の効果は、基本的に5年です。5年ごとに防除を行う事で、シロアリの被害のリスクを減らします。
【被害が無い建物への防除】
床下の木部への薬剤散布のみが基本的な作業になります。
【被害がある建物への駆除】
床下の木部への薬剤散布以外に
@被害のある木部にドリルで穴を開け そこから内部へ薬剤を注入する作業
A被害によっては、床下等の補強
が必要になってきます。
(ドリルでの穴あけ)
(穴への薬剤の注入)
シロアリの被害はシロアリを駆除するだけでなく、その後建物の補修も必要になってくる場合があります。
(床下の補修)
シロアリ防除用の薬剤の効果は、5年間です!
シロアリの予防には、5年に一回の薬剤による防除作業が必要です。