<法律による害虫の点検・調査・作業について>
害虫の点検・調査・作業等は、法律や規則等により、回数や内容が決められている場合もあります。
規模や業務内容によって違いはありますが、
最低でも2回/年の薬剤散布
少し規模の大きな厨房や社会福祉施設等は、
薬剤散布2回/年 + 点検12回/年をお勧めしています。
【主な法律 基準 一覧】
「建築物環境衛生管理基準(空気調和設備等の維持管理及び清掃等に係る技術上の基準)」
「大量調理施設衛生管理マニュアル」
「食品衛生法」
「食品等事業者が実施すべき管理運営基準に関する指針(ガイドライン)」
「学校保健安全法」 「学校給食法」
「労働安全衛生法」
「官庁施設の建築に関する法律」
「社会福祉施設等における衛生管理の徹底について」
お客様の状況に合わせ、これらの規則に沿った内容で、防除作業を行います。
食品を扱う場所であれば、まずは食品衛生法。扱う規模や建物の大きさ等によっては大量調理施設衛生管理マニュアルや建築物環境衛生管理基準等
社会福祉施設・介護老人保健施設は、
厚生労働省「社会福祉施設等における衛生管理の徹底について」防除のマニュアル等
小規模な事務所等は労働安全衛生法が適応され、規模が大きくなると建築物環境衛生管理基準等が当てはまる可能性があります
法律・マニュアルで決められている点検回数や作業内容を順守し、これを厨房によるリスク管理の最低基準としております。
法律等をベースに、建物の状態や害虫の発生状況等により、作業・点検の回数を増やしております。
誤混入 食中毒等
事故はあってはならないものですが、不慮の事故はいつおこるかわかりません。
事故が起きた時、お客様や保健所等の関係各所から害虫対策を聞かれて
「よくわからない」
「何もしていない」
「今までは大丈夫だった」
「これからしてもらいます」
「やっていたが記録が残っていない」
その様な事で、本当に大丈夫でしょうか?
昔は、害虫が出てから駆除をしていました。
今は、害虫が出ない様に防除をする時代です。
害虫が発生する前に、点検や防除作業を行い事故のリスクを減らします。
しかしながら事故のリスクを完全にゼロにする事は出来ません。
点検・作業を法律やマニュアルに準じて行い、その記録を残す事は、事故が起きた時に担当者、管理者、御社を守る事につながります。
害虫を発生させない為に一番大切なことは、薬剤を撒くことではありません。
日頃の害虫に対する防除の意識と厨房内の整理整頓と掃除が一番です。
厨房に害虫のエサとなる物はありませんか?
害虫の生活しやすい環境になっていませんか?
害虫が侵入しやすい場所はないですか?
ゴキブリもネズミも夜行性です。
厨房の明かりを消してからが、害虫の時間です。
害虫対策=薬剤を撒くと思っている方が多いのですが、
害虫が発生するたびに薬剤を撒くのでは、根本的な解決になってはおりません。
まずは、害虫が発生する原因を改善し、害虫が発生し難い環境を維持する事が一番大切です。
この環境を維持する作業は、お客様とあい防虫が一緒になって取り組むことが大切なのです。
一緒に協力して害虫発生のリスクを減らしましょう。
正しい点検・作業を行う事で事故のリスクを減らすお手伝いをいたします。
害虫によるリスクを減らす事は
御社の利益と御社を利用するお客様の利益を守る事です。
しかしながら事故のリスクを完全にゼロにする事は出来ません。
事故はあってはならないものですが、不慮の事故はいつおこるかわかりません!
もし、残念ながら事故が起きた時には
御社には、日々の対応の状態が問われます。
食中毒を出してしまった
害虫による誤混入があった
その時に、
点検・作業を行っていない
作業をしていても記録が残っていない
それでは、何もしていないと見なされてしまいます。
食品を扱う場合、作業や点検等の回数は、
法律や規則等で決められている場合がほとんどです。
その要件を満たした作業を行い、記録を残していることが必要になります。
また記録が無いと言う事は、その事故が
・起こるべきで起きた事故なのか
・人為的なミスなのか
・偶発的な物なのか
検証が難しくなり、記録が無い→作業をしていない→だから事故が起きた→担当者の怠慢→御社のリスク管理が悪いとなりがちです。
リスク管理とは
・事故が起こる確率を減らす事
・事故が起こる前から、事故が起きた時の対応を考え
被害を最小限にとどめる事
点検・作業の記録は御社を守る事につながります。
お見積りは、無料です。 一度お電話ください。